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兵庫県立加古川南高等学校3年生 POP講座ありがとうございました | 兵庫県加古川市

  • 執筆者の写真: akiranishijima
    akiranishijima
  • 12 分前
  • 読了時間: 4分

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加古川


兵庫県立加古川南高等学校からのご依頼で


2年生に実施した講習の流れから3年次授業「商品POP」講習の講師としてお声がけいただきました。


近所にあるスーパーでPOPを使用する想定で2回に渡って講習を実施させていただきました。



【具体的な学習の目標】


1 マーケティング視点の取得

商品理解やターゲット層など、売れるための動線を設計する

マーケティングにおけるプロモーションの重要性


2 デザインと販売戦略

POP広告の役割を理解しを戦略的に設計する


手書きでPOPを制作する


■1日目

すでに他のマーケティングの授業で基礎データはあったのですが、

改めて、下記内容を皆様に書き出していただきました。


今回は、一人一人商品が違うので、まず、一人で書き出し、

煮詰まったら、他の人とディスカッションして書き出していただきました。


・商品の特長の洗い出し

・商品の魅力

・どんな人に買ってほしいか?

・POPを見てどうしてほしいか?(行動を具体的に)

・買ってほしい人に特化した究極のメリット


ワークシート


また、POPデザインの基本的なルールを簡単に共有させていただき、参考に進めていきました。

※POPデザインの基本的なルールは今回用に合わせて作成した資料になります。

状況により内容が変化いたします。※抜粋して記載しております。



1. 注目度を上げるレイアウトのルール:【Zの法則とジャンプ率】


① 視線の動きを意識する(Zの法則)

人は無意識のうちに、POPやポスターを左上から右下へ「Z」の字の順番で読みます。

情報は「左上」か「右下」に配置し、視線を誘導します。


②強弱をつける(ジャンプ率)

文字の大きさの差(ジャンプ率)を大きくすることで、メリハリがつき、目に入りやすくなります。

メインキャッチコピー:一番大きく

価格:キャッチコピーの次に大きく、囲み線などで強調する。

説明文:読みやすいサイズにする。



2. 情報を整理するルールのルール:【近接と整列】

① 近接(グループ化)

関連性の高い情報は近くにまとめて配置します。これにより、情報が整理され、脳が処理しやすくなります。

悪い例:商品名と価格が離れている → どの商品の値段か分かりにくい。

良い例:商品名とキャッチコピー、価格を一つのグループとして囲む。


② 整列(揃える)

文字や要素の端を揃えることで、全体が美しく、信頼性高く見えます。

左揃え、中央揃え、右揃えのいずれか一つを基本として、統一する。

特に複数のPOPを作成する場合、商品名や価格の配置場所を揃えると、

売り場全体が見やすくなります。



3. 手書き文字の表現

手書きPOPの最大の武器は「感情」です。

喜び・元気:文字に傾斜をつけたり、丸文字にしたり、太くする。

安心・優しい:文字の角を丸くしたり、細いペンで書く。

強調:一番伝えたい文字だけ、影をつけたり、二重線で囲んだりして「熱意」を表現する。



4. 感動を生み出すルール:【熱意と余白】

① 熱意を込める(感情の表現)

「感動」は、読み手が「この人が本当におすすめしてくれている」と感じることで生まれます。

商品の具体的な感想(例:「口に入れた瞬間、トロけた!」)を吹き出しで添える。

句読点や記号(!、?、♪、★)を多用し、感情の起伏を伝える。




■2日目


POPデザインの基本的なルールを参考に、ラフで学生さんたちが作りたいものをまず形にしていただき、

修正等最小限に抑えて、必要なことのみお伝えして進めていきました。


それぞれ、文字や色の使い方など多種多様でとても面白く勉強になりました。


加古川
加古川


お声がけいただきありがとうございました。


※当日の講習や作業写真は兵庫県立加古川南高等学校様からいただきました。


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《1人でも多くの人に物語を届け続ける》

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しっかりと「聴くコト」「知るコト」からデザインがはじまり

「デザイン」というたくさんの意味がある言葉から

その時々で、本当に必要なデザインは何なのか

一緒に「考えるコト」「悩むコト」「楽しむコト」を忘れず

見えない想いを、見える形にして磨き、届ける

そんな想いで、日々取り組み

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社会に届け続けるお手伝いをしています。

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ここち

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【プロフィール】

兵庫県加古川市出身。加古川市在住。

県立農業高校、デザイン系専門学校卒業後、

製版会社、広告制作会社を経て加古川市を拠点に活動開始。

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